晴れた日のポーチのある家の庭。石張りの小径と門柱、大きな鉢と草花、木のテラスの前の芝生

013

ポ⁠ー⁠チのある家に、流れと池のあ⁠る⁠野⁠の⁠庭

ホ⁠ー⁠ム/施工事例/No.013

木のポ⁠ー⁠チのあるお住まいに、雑木と下草の野⁠の⁠庭⁠を⁠。
敷地の一角には、自然石を組んだ流れと、ポ⁠ン⁠プで水を回す澄んだ池があ⁠り⁠ま⁠す⁠。

01

秋の初め、銀色の葉が風に揺れ、石の小径に木漏れ日が落⁠ち⁠ま⁠す⁠。

木の柱と手すりの、ひろいポ⁠ー⁠チのあるお住まいです。その前に、野にあるような庭を広げ⁠ま⁠し⁠た⁠。

芝生の中を、板石の飛び石がポ⁠ー⁠チへ向かいます。まわりには細い幹の雑木を株立ちで植え、足元には葉の色や形の違う下草を重ねています。ポ⁠ー⁠チから眺めると、芝生と木立が、そのまま野へ続いていくよ⁠う⁠で⁠す⁠。

芝生と飛び石が、ポーチへと人を導きます。
芝生と飛び石が、ポ⁠ー⁠チへと人を導きます。

02

ポ⁠ー⁠チの上がり口へは、小さな角石を敷き詰めた石畳の小径でつなぎました。まっすぐにせず、芝生の縁に沿ってゆるやかに曲げています。草花のあいだには板石の小径も通し、庭の中を歩いてめぐ⁠れ⁠ま⁠す⁠。

花壇の縁は、平たい石を一枚ずつ積んだ低い石積みです。高さを少しつけることで、草花が目に近づき、庭に奥行きが生まれます。ところどころに据えた大きな自然石が、やわらかな植栽の中で景色を引き締⁠め⁠ま⁠す⁠。

石を積んだ段と小道。葉の色や形の違う草木を重ねました。
石を積んだ段と小道。葉の色や形の違う草木を重ねました。

03

敷地の一角には、自然石を組んで流れと池をつくり⁠ま⁠し⁠た⁠。

奥に背の高い石を立て、そのあたりから流れ出た水が、丸みのある石のあいだを小さな段になって落ちていきます。川底に小石を敷いた浅い流れを経て、水は池へ。撮影の日、池の水は底の石が見えるほど澄んでい⁠ま⁠し⁠た⁠。

石は、緑がかったものや縞の入ったものなど、色と形の違う自然石を選んで組んでいます。池の縁には平らな大きな石を据え、水際には紫の花穂をつける水草を。芝の中の飛び石をたどると、そのまま池のほとりに⁠出⁠ま⁠す⁠。

流れの水は、ポ⁠ン⁠プとろ過の設備で回しています。自然の川のように見える流れも、水を澄ませ続けるしくみがあってこそ、景色として保た⁠れ⁠ま⁠す⁠。

和の庭でなくても、水のある景色は持てます。洋風のお住まいに似合う、野の川べりのような⁠池⁠で⁠す⁠。

池の水面。紫の花穂をつける水草が、丸い石のあいだに立ちます。
池の水面。紫の花穂をつける水草が、丸い石のあいだに立ちます。
流れの上手。背の高い石の足もとから、水が流れ出します。
池の全景。自然石を組んだ流れが、池へ注ぎます。

左流れの上手。背の高い石の足もとから、水が流れ出⁠し⁠ま⁠す⁠。

右池の全景。自然石を組んだ流れが、池へ注⁠ぎ⁠ま⁠す⁠。

芝ごしに、庭の奥の池を望む。
流れの落ち口。小石を敷いた川底を、水が段をなして下ります。

左芝ごしに、庭の奥の池⁠を⁠望⁠む⁠。

右流れの落ち口。小石を敷いた川底を、水が段をなして下⁠り⁠ま⁠す⁠。

04

植栽は、銀色を帯びた葉の木と下草を多く取り入れています。外壁のやわらかな緑と白、木の柱の色に、銀の葉がよくなじ⁠み⁠ま⁠す⁠。

紫の小花やラ⁠ベ⁠ン⁠ダ⁠ーのような穂、オ⁠レ⁠ン⁠ジの小花が、銀と緑のあいだに色を添えます。道路側も雑木と下草でやわらかく包み、通りからもポ⁠ー⁠チの気配がのぞく庭になり⁠ま⁠し⁠た⁠。

夜は、足元の低い灯りが小径を照ら⁠し⁠ま⁠す⁠。

道路側も、雑木と下草でやわらかく包みます。
道路側も、雑木と下草でやわらかく包みます。

At a glance

用途
お住まい
手がけたこと
設計・施工
撮影
2019年9月

Contact

現地の下見から、プ⁠ラ⁠ンのご提案、お見積りまで。ご相談は無⁠料⁠で⁠す⁠。